福祉職、介護職に挑戦したくなる道しるべ
介護士への就職、転職について悩んでいませんか。介護士の業務のことってどうやって情報を掴みますか。
ほとんどの方がネット検索されるでしょうか。しかし、検索すると企業さんの作ったサイト、情報過多なホームページで溢れているはずです。
本ページでは、介護士の業務に興味を持った瞬間の方にでも伝わる情報提供を届けることが目的で作っています。
運営者はシマだね君(@simadanekun)です。記事作成のプロではあり代わりに、介護士としては15年以上のキャリアがあります。
日々職員さんと一緒にサービス提供できるよう切磋琢磨しています。フルタイムアルバイトだった経験から正規職員、役職職員まで昇格した経験の知見をもとにご説明します!
あなたと一緒に介護士として働けると嬉しいです!
なお、介護保険サービス経験のある妻の意見ももらいつつ、サイト運営しています。私についてはコチラをご覧ください。
無資格・未経験で介護士の仕事ができるか知りたい【できる】
介護職としての大切なことは?【興味を持てばOK】
無資格・未経験の自分が介護士として仕事をできるだろうかと考えているあなたに朗報です!
介護業界では無資格・未経験者の人材募集する会社が多いです。
「人手不足で猫の手も借りたいからでしょ」と声が聞こえそうです。
もちろん介護業界ではどなたでもウエルカムというワケではありません!
どんな人材ならOK!?
それはあなたでもOK!?
大切なこと3つのことをシェアします!
介護職として大切なこと
・介護職への「興味」を持つこと
・「興味」を伝える言葉を使うこと
・「感謝」を口にすること
カンタンだなと思ったあなたは素敵な介護士になる素質があります!
年数が経つと大切なことを忘れたり、目的を見失ったりすることもあるためです。(あなたはそうならないで欲しい!)
そもそも無資格・未経験者からの転職し、現在活躍している職員は私の周りにゴロゴロいます!
福祉・介護系の学校卒業生もいると思われるかもしれませんが、その卒業生すら初年度は無資格・未経験での入職です。
私は福祉系大学から入職者ですが、当時「無資格・未経験のただの22歳」だったことを考える今から介護職を目指しているあなたと大きな違いはないはずです。
そう!始めたいを思った瞬間、「興味」を持った方を福祉業界は歓迎状態です!
では「興味」を持つことがよく分からない方は以下を参照ください。
「興味」の種類
・福祉に関して
・利用者に関して
・福祉制度、サービスに関して
・介護士としての自分に関して
「興味」といっても様々な視点があります!
どの切り口からでもOKですので今からトライです。
「自分は無知だから」不安になる事はありません。まっさらな無資格・未経験者に対して雇用側は基礎からしっかり伝えようと準備をしてします。
スポンジのように情報を吸収する好奇心のある介護士になりましょう。
介護士の退職率は多い?【転職による退職の理由に含まれる】
介護士の退職率が高いと聞いたことありますか?
まるで介護士の過酷な労働環境から逃げ出すイメージが独り歩きしている様だと私は感じました。
実際には違うの?
退職率が高いとは介護職に限ったことではないはずです。
誤解のない様に伝えると「退職すること≠引退すること」ではないという事実です。
例えばシマだねが介護会社Aから介護会社Bに転職したとします。
転職された介護会社Aから見たら退職扱いです。
このような転職を退職扱いすると退職率が高いというイメージを作るのかと思います。
私の職場を一例に出すと当時いた職員はほとんど残っていません。
かといって現在在籍してる職員が悪い方ばかりかというと、新入社員、中途採用者など非常に良い人材が多いと感じます。
結論は、「介護業界での退職(転職)者に対してマイナスイメージはない」ことは事実です。(心配しないで!)
介護資格無し・経験無しで活躍できる?【無資格・未経験の方が多い】
実は無資格・未経験者ばかりで編成される現場も多いため、活躍できる環境は多いです。
入社年数が少ない職員ばかりが苦労するんでしょ?と聞こえそうですが、実際の現場では同時多発的に介護があるため同じ人員だけが苦労するということはないでしょう。
スポーツのレギュラー争いみたいな事はまずないため、基本的に無資格・未経験者の介護士も同じフィールドで活躍できる環境と言えるでしょう!
働きながら資格取得できるのか?【できます】
無資格・未経験であればまず仕事に慣れたい。そして、働きながら資格を目指すことはできるのか気になりますね。
介護職の場合は、働きながら資格を取る方が多く無資格・未経験者にとってはメリットになります!
自分のペースで働き、自分のペースでスキルアップを目指せるのも重要ですね。
資格の種類
主な資格の種類
・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
・介護福祉士【国家資格】
・ケアマネジャー【相談業務】
挑戦したくなる資格からトライしましょうか!
自分はどの様な介護士になるか!
ワクワクしてきますね。
目標がイメージできたあなたに一つ気をつけてほしいこともあります。
私の職場であった出来事ですが、「あまり自分の目標を言いふらさない」という教訓があります。
自分の目標を言いふらすことなんてしない!と思うでしょう。
立場が違うことで共感できないどころか同僚から反感を買うことがあるからです。
私の同僚のケースでは
「私の目標は正規職員になること!」
とどこぞやの主人公風に宣言した方がおり。
それを聞いた職員の中には
「家庭環境で正規職員になれない方」
「正規採用試験にトライして失敗中」
という同僚が聞いて嫌な気持ちになったと言います。
良い発言も使い所をミスるとこうなるのか〜
と自分は言わないように誓った瞬間でした。
もちろん、余裕がある方からは「一緒に頑張りましょう」と声をかけてくれる場合もあるでしょう。
私の職場で非常勤さんが「正規職員になるつもり!」と正規職員ではない職員に表明したことで「あの人、試験も受けてないのに正規になるってよ!」と裏で反感を買っていました。
福祉職、介護職で勤めている方のほとんどが同じ目的、目標で働いているわけでないため、人それぞれなんだと気をつけておくに越した事はないでしょう。
どうしても女性の多い職場あるため真面目な発言が軽率だと感情的なキャッチされることもあるため注意しましょう。
男女比どちらが活躍するか【女性が活躍する理由】
これはイメージ通りかもしれませんが、福祉職、介護職では女性の割合が多いです。
その女性職員がなぜ活躍しているのでしょう。
・感情労働で利用者との関わりが上手
・家事、子育て経験から手際が良い
・切り替えが早い
・同僚との共感ができる
納得の理由ばかりです。
仕事以外でも職員間で愚痴を聞いてくれたりフォローしてくれる女性職員が私の周りに多い印象です。
実際に私の職場では、要領が良かったり、情報共有が早かったりと尊敬する女性職員さんは多いです!
もちろん男性職員でも得意な方がいるでしょう。介護スキルと人間関係が良好な介護士は最強ですよね!
介護職では若い職員が優遇されるんでしょ?
実際の現場では皆さんがイメージされるほどチヤホヤされるような事は少ないです。
一部そのような対応をする職員がいますが、周囲の職員から白い目で見られるのを私は見たことがあるので普通に接するよう心がけています。
未経験者は丁寧に現場で引き継いでくれる職場が多いので安心されて良いと思います。
体力がない自分でも挑戦できるか【体力業務ばかりじゃない】
入職後に「こんな体力勝負だと知らなかった!」とならいようにするには予め介助する場面がどれほどあるかを知っておくとよいでしょう。
全ての介護職業務が体力勝負ではないので安心してください。体力に心配な方はその様な環境を避ける方法を押さえておきましょう。
自分の働きたい時間帯にどのような介助場面があるか、多いのかを予め質問しておくとgoodです。
自分の体力に見合った業務内容かどうかは時間帯で決まるからです。
体力に自信がないことや徐々に慣れていきたいことなど予め伝えておきましょう。
24時間の入所系や居宅介護系(ヘルパー)になると生活場面どのタイミングを切り取られるか「利用者の生活」に合わせて決まります。「自分の働きたい時間帯がない」となりかねないので「体力に見合った時間帯選び」が重要になります。
子育て経験があれば重宝される【採用したい材料】
無資格でも十分活躍できる可能性について説明しました。子育て経験者は大活躍できる可能性を持っています。
子育て経験は無くて「子ども好き」というのもスキルを活かせます!入社当時私は、保育士になり損ねた無資格者でしたが「楽しい雰囲気づくり」「言葉の少ない利用者に話しかける」などのスキルを活かして働いていました。
子育てが介護職で活きるもう一つの理由として「基本的に上手くいかない」ことを知っているからです。子育て・介護職に置いて共通点だといえます。
初めから諦めてやるのは少し違いますが何ごともトライすることが大事であり、上手くいかないことも経験していることが貴重なスキルです。
家族との時間を保ちながら働ける?【隙間時間でも働ける】
介護士の仕事をすると忙しすぎて家族や自分の時間を犠牲にするイメージがあるかもしれません。予めどの時間帯で働くのかを決めておくことで避けることができますので大丈夫です。
自分の生活サイクルを確認して「スキマ時間」を見つけて勤務時間とすることもできます。介護の不要な時間はない為、どの時間帯でも働けるタイミングは見つけやすいはずですので探してみてほしいです。
まとめ
今回は、無資格・未経験者が介護職に挑戦しやすい職業であることを紹介しました。
自分のライフサイクルに合わせて働けるか検討してください。
「調べる」ことは大事です。自分にピッタリの業種や勤務時間帯は多種多様にありますので一度オススメ転職サイトを活用して探してみてください。