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介護職業界の人間関係は悪い?
このイメージ、噂が本当なのかハッキリわかります。
障がい福祉職員15年以上のシマだねが解説します。
今回は「介護職の人間関係」について触れます。
介護職の人間関係が悪いイメージ
「介護現場の人間関係は怖い」
「お局様とかいたら毎日ストレス」
「人間関係が理由の我慢がたくさんある」
「楽しく介護の仕事ができない」
利用者さんと楽しく活動していても職員同士のやり取りでうまくいかない1日になると残念な気持ちになることありませんか。
人間関係を良好にするコツなどはネットに溢れていますが、イマイチあなたに刺さらないことがあるはずです。「介護現場での人間関係の悩み」を現役介護士である私が現場のリアル体験を通して発信しますので、一緒に気持ちをスッキリさせて明日に備えましょう!
【ストレスなき未来】帰宅後も消えない人間関係のモヤモヤを絶対消す。


ストレスの少ない未来を迎えたい!
介護士にとって人間関係を良好に保つこと、問題が少ないレベルで保つことは非常に重要になります。
あなたは1年後、5年後にどのような介護士になっているか想像できますか。
介護現場では人事異動、配置転換などによって、今年最高の支援チームであっても来年そうなるかはわかりません。従業員である以上、業務環境は必ず変化していきます。
想像してください。
会社事情で環境が変わった際に、今まで良かった人間関係が悪くなったとしたら。
会社事情で私たちの人生がポンポン影響されるのはシンドく無いですか?
「会社の判断が悪いから」ではなく、「自分の力で乗り切れる介護士になる」
もしこのように考え、未来が少しずつそのように動き始めると問題解決できる介護士になる未来が待っています。
会社判断で左右されないために、人間関係の悩みを解決してみましょう!
【解決】介護職の人間関係の悩みと解決策5選


では実際に介護職の人間関係の悩みにはどんな内容があり、対処すべきかを一緒に考えましょう。
そうすることで明日からイキイキと活動できます!
①人間関係の良い職場の見分け方は?【上手な見学と質問】
②介護職での人間関係の闇を知り攻略する。【四天王と裏ボス】
③介護士には変な人多い?【多い】
④自分は介護士向いていない?
⑤本当の悩みはコレ「もう辞めたい」
①人間関係の良い職場の見分け方は?【上手な見学と質問】
介護現場の人間関係の悪さが起こる原因や理由は「命の現場」「女性の多い環境」



介護の現場は厳しいということですよね。怖いかも。



介護職をうんざりしないで!イメージと現実にはギャップが必ずあるから溝をうめましょう!
「なぜ介護職の人間関係が最悪なイメージ?」
介護職界隈で人間関係が悪いイメージがあります。「命の現場」「女性の多い環境」これらの理由により人間関係が悪いイメージかもしれません。
「命の現場」「女性が多い環境」この条件を聞いてピンとくるかもしれませんが、医療現場である看護師さんの世界も人間関係が難しい、もしくは厳しいイメージがしやすいかと思います。
人の時間を預かる職業全般に言えますが、介護職も「命を預かる現場」その一つです。むしろ医療による生活面でのサポートがあり、利用者さんを支える場面を想像すると「優しい」「楽しい」だけで済む現場ではありません。
実際に「命」に関わるタイミングは存在しますので、緊張感からピリつくことがあるでしょう。
「女性が多い環境」においては(女性が悪い意味ではありませんよ!)利用者のために「優しく」「厳しい」一面があるため、当然といえば当然かもしれません。これはマターナリズムと言って、利用者の同意を得ながら寄り添うこと、進む道を決めてもらうことなどの母性主義とも呼ばれます。対義語であるパターナリズムは、強い立場から弱い立場にある方の利益のために、その利用者の意思と関係ないスタンスで干渉や支援を行うことです。父性主義とも呼ばれます。
介護現場の大きな特徴として「男女が同じ現場で同じ業務をする職種」としては珍しい介護の現場なのかなって感じます。これは看護師さんの世界とも違う特徴で、看護師さんはペアで動くことはあっても、同じフロアでスタッフが混合で業務遂行することは珍しいためです。
こう考えると介護職にある現場の緊張感の理由や男女で男女問わずにチームプレイしていく点などでうまくいかないことがある=チームプレイの課題=人間関係の悪さが原因となることが考えられます。
では働きたい職場が「人間関係」が良いのか悪いのかを見極める方法を身につける必要性が出てきますね。
次の項目へ参りましょう。
介護現場の人間関係の良し悪しを見抜く方法は「見学で評価する」
決して介護現場の人間関係が理由もなく悪いわけではないことを説明しました。
理由がわかればそれを自分の事業所に当てはめて考えたい。他の会社のことも見極めたいと感じるでしょう。
結論からお伝えすると介護職の人間関係を見極める方法は「施設見学をする」に限ります。
当たり前のように思うでしょうが、施設見学をせずに施設のことを調べようとされる方がいらっしゃいます。
それは「求人紹介サービス」を活用が増えているためです。
「求人紹介サービス」を使うだけでは、「気になる施設の人間関係、チーム支援」は分からないのです。
そのため「求人紹介サービス」と「求人情報サイト」の違いを知っておくと効果的な場面が増えます。
「求人紹介サービス」と「求人情報サイト」は仕事探しで使う上では、サイト側がマッチングしていくか、こちら側が調べた企業にアプローチするかの違いがあります。いわゆる「待ち」か「攻め」かの使い方が違います。両方同時にも使えます。
一方で雇用側の企業からするとこの二つは「待ち」「攻め」かは逆転します。
それは雇用側の求人費用が全く異なります。
このような理由から介護職場の人間関係の良し悪しは直接把握するに限ります。
介護施設を事前に知るために見学や面接は貴重な情報収集場面です。
しかし、見学や面接では自社の悪いことはあまり言いません。(当然だ!)介護職経験者ならまだしも、ビギナーさんにとって見分けるのは難しいと思います。
ですので職場見学・訪問など繰り返して自分に合う会社を見つけて欲しいところです。とはいえ「それが難しい!した事ない!」方もいらっしゃるでしょう。
「求人紹介サービス」と「求人情報サイト」これらを上手に活用して自分に合う職場環境を見つけましょう。
見学先施設の人間関係を見抜くコツや注意点
施設見学に行った際に、重要視するのはどんなこと?
施設見学ではあなた自身の自己アピールの場!と思うかもしれませんが、それは違います。
なぜなら逆にあなたが施設を評価する場にして良いからです。施設をあなたが品定めする感覚で臨むのもアリだという意味です!
情報提供ではなく、情報収集するよう意識してみてください。



そんな品定めみたいな事できない!



どこをみたら良いか紹介します。全て覚えなくても「自分が大事にしていること」を大事にしてくれそうかだけでもみておくと良いですよ!
ポイント
- あなたに対しての挨拶は適切か。
- 職員同士の態度・表情・言動・行動・目線などはどうか。
- 職員の利用者への態度はどうか。
職員同士は和気藹々としてても、職員が利用者へどのような関わり方をしているかも超重要です。雰囲気が良いからといっても利用者への関わり方が共感できない場合もあるため、チェックしてみましょう。
私の主観ですが、経験者同士に伝わる「スゴさ」より未経験者へも伝わる「スゴさ」を持つ施設や職員が真の素晴らしい介護現場ではないかと思います。
なぜなら「知っている」「やる事ができる」よりも「知ってることを伝えれる。」「やれることを教えれる」事が大切だからです。残念ながら、個のスキルがありながらも誰かに教えるスキル、経験が浅い職員だってたくさん存在します。(そのくせ威張ってたりしますよ。)
未経験や知らないあなたにこそ、大事な視点が備わっています。
ぜひ貴重な情報収集をしてみてください。
質問するポイント
- 気になることは質問する。
- 気にならなくても何かしら質問はする。
見学先へ質問はするのはオススメです!



誰に質問したら良いんでしょうか?



あえて!採用担当者ではなく、現場責任者と合わせてもらうと良いです!
施設などを案内してくれる採用担当者ではなく「なぜ現場担当者!?」と思うかもしれません。
実は、あなたを指導してくれる可能性がある方を知ることができれば安心だからです。
一方で案内してくれる方が採用担当者ではなく、いきなり管理者クラスの方1人で対応!というパターンもあります。その場合はワンマン体制(管理者のみで採用の権限、判断をする)などのトップダウン体質の可能性があります。(あくまで判断基準の一つとして心がけること。)



何を質問すれば良いですか?



「新人育成はどのようにされるのか?」など聞いてみても良いですよ!
研修体制や引き継ぎ担当者、現場に入った後のフォローアップ研修などたくさん設定されたらgoodです。
現場責任者がいた場合の裏情報ゲットのコツとして
担当者への質問
「担当されてどのくらいですか?」
この質問、すっごく万能な問いです。
本来ならこの職業歴はどの程度ですか?を聞くと思いますが、
実は担当した期間を聞くことで「人員の入れ替わりが多いのか」を知る材料になります。
人の入れ替わりが多い背景には「退職者が多く人員配置がコロコロ変わる。」「組織変更や人材配置に計画性がないなど」の可能性があるからです。
実際に数年ごとの配置換えがあった直後かもしれないので決めつけるのは良くないです。可能性の一つとして聞いてみてください。



「急募」の求人を常に出している会社も注意してみて欲しい。
②介護職での人間関係の闇を知り攻略する。【四天王と裏ボス】
介護職員人間関係の悩みが起こる原因は「裏ヒエラルキー」
・介護職員のヒエラルキーといわゆる四天王と裏ボスの存在



ヒエラルキーって強い者が弱い者の上に立つ図ですよね?怖いです。



ここで言うのは、権力構図。正規マニュアルには載っていない裏の組織図とでも言いましょう。しかも見えないし、日々変化するので要注意です!
介護職におかける仁義なき戦いは、このヒエラルキーによるものが多いです。ヒエラルキーとはピラミッド型の階層組織です。頂点に君臨するのは誰でしょうか。
どんな人間関係の闇があるのか。
- お局の洗礼?
- 怖いもの知らずの超大型新人さん?
- 現場の意見を聞かないゴリ押し管理職?
なんでそんな事態になるかというと「5不」の影響があります。
「5不」を解消。もしくは回避する必要があります。
「5不」とは?
- 不信
- 不要
- 不適
- 不急
- 不安
この用語はビジネス書で知ったフレーズでしたが、福祉職、介護職ではあまり使わないです。
ビジネスシーンでは顧客ニーズに応えうるために、契約営業するために使われるからです。
ですが、介護現場においても人間関係の悩みの理由って「5不」がたくさんあるなって思いました。
「不満」とは一言で表しますが、その中の理由が細かく異なることが隠れているとしたらどの「不」かどうか知ろうとすることで課題解決の糸口になるかもしれません。
介護職の人間関係の闇に対する解決策は「話しかける」
決して私は、裏ヒエラルキーという表現をして脅かそうとしているわけではありません。しかし、わからないこと、見えないことを知ろうとすることの大切さは触れてほしいと思っています。
まずは「知る」という事が様々な不具合を解消したり、回避させてくれる判断材料になります。
そのために知るための術は「あなたから周囲の職員へ話しかける。」ことになります。
当たり前のように感じるでしょうし、「怖いから話せなし、聞けないよ!」と思うかもしれません。
今回「正しい方法で正しく話しかける」ことが無ければ、あなたの人間関係の悩みは解決、解消失敗ということになってしまいます。何も考えずに「話せ」とは言いません。
ポイントを押さえた中で活用する事が必要となります。
- 態度が強い人ではなく、考えが近い人を過ごす。
- あいさつは必ずこちらからする
あいさつをして返答がなかったら次回からしたくなるなります。あいさつを止める必要はないのです。相手がどんな事情で返答しなかったか考える事が時間の無駄ですし、「無視」でさえ一つのコミュニケーションなんです。
私は、あいさつを返答で相手のコンディションを把握する材料にしています。「元気がなさそう?」など何気ない会話から調子の波を掴める事が増えました。
裏ヒエラルキーの話に繋げると、あいさつもろくにできない職場環境であれば、働き続ける必要性が見出せません。ですが、あいさつをすることで相手の不調に気づけたり、人間関係が良好な環境かどうかも見極められます。
介護職の人間関係の闇に対する解決策のコツや注意点
「それでも苦手な職員がいたら無理に関わらない。」
「あいさつ」は止めずに継続して欲しいですが、それでも難しい苦手な職員がいたら「最低限関わらない」ようにすることも考えます。
自分が一番大事です。
相手に合わせる、克服する人生を選ばなければ良いわけですから。相手に色に自分が染まりたい場合は別です。
もし苦手な職員の特徴が「口調の強い職員」であれば要注意です。
それはあなたをコントロールできないから「口調を強く」している可能性があります。
大きい声を上げる、不機嫌な態度を取るなどすると私たちは驚いたり、ショックな表情をしたりと反応をしてしまうはずです。その「反応」が欲しいから即効性のある「強い口調、態度」を使っているだけです。
言い換えればその対応方法しかレパートリーがない人間です。
そう考えると面倒さがよくわかりますね。
適度に距離をとる方が無難でしょう。
③介護士には変な人多い?【多い】
介護士に変な人が多くことでの悩みの原因や理由
介護士は頭おかしい人がいる?誰でも雇い入れるって本当?変な人が多いのか。
ネット検索しているとポンポンこのような情報が入ってきます。
本当でしょうか。
「変な人」の種類も感じる人それぞれで異なりますが、主観として「変は人は多い」です。
勘違いしないで欲しいのでが「変な人」の中でも「仕事ができない変な人」「できる変な人」を数えると沢山います。
介護職のメリットとデメリットですが、人手不足により基本的に「無資格未経験」という入口設定をしている職業です。
そうなると他業種で就職出来ない人の就職の受け皿となっているとまで言われている節があるのが事実です。
中途採用が悪いと言いたいのではなく、「福祉を最近志した方が多い」と言うことが多くなります。様々な視点を持った介護現場というのは理想のように聞こえますが、チーム支援としてのまとまり感を重視する際には課題にもなる点を覚えておきましょう。
私は、このような異職種が集う職場環境自体をポジティブに捉えます。よく「介護職は底辺職」とネット上で言われているようですが働きづらい悪い意味ではなく、「どなたでもいつでも挑戦できるための、働きやすいステップを最底辺まで下げておきました。どうぞ。」というつもりで私は紹介しています。(こじつけですね。)
そう考えると異職種からの方が集まりやすい福祉職、介護職の強みであるはずです。
介護士に変な人が多くことでの悩みに対する解決策
とはいえ「変な人」がいたら関わりたくない。関われるか不安。そう思うでしょう。
先ほどの記述した通り、介護職自体がさまざまなキャリアを経た人間が集まる職場環境です。
まとまりはないかもしれませんが、個性を発揮することができる環境にしていく必要があります。
もし、自分も変な人だったらどうしましょう。
「私もあなたもマイノリティ」
- 自分は完璧?
- 自分は普通?
- 自分も普通ではない。
人から見たら自分も変な変わり者かもしれない。
そう考えるとどなたにでも「マイノリティ」いわゆる少数派という存在になります。
少数派の人の意見が職場環境を好転されることだってあります。
そう考えるとあなたがやれること。
まず自己覚知、いわゆる自分を知ることから始める。
それから変な人かどうかではなく、人の能力の向き不向きを知る感度を高める。
そうすることで「変な人」で済まさずにどう関わるべきかが見えてきます。
④自分は介護士向いていない?
介護士に向いていない悩みが起こる原因や理由



介護職に挑戦してみようと思ったけど、実際自分は介護士に向いてないかも、、、



向いていないからやらない。と悩むよりも、どうやったら介護士が楽しくなるか考える方が重要です。
前述した通り「私もあなたもマイノリティ」を思い出してください。誰もが何かの少数派であることを。
自分だけが仕事に向いていないのではないか。
利用者から嫌われているのではないか。
こう思う日々に苦しむかもしれません。
ですが結論としては介護士業は個人戦ではなく、「チーム戦」です。
あなたの介護士に向いていないは、ただのポジションの向き不向きかもしれません。
介護士という括りで考えるより、今のサービス種別や所属している組織に関して「あなたがやりたいこと」なのかを重視して考えて欲しいです。
介護士に向いていない悩みに対する解決策
私の大切にしている点をお伝えします。
自分と他人を比べないこと
振り返りから自分を捉えること
捉えたら次の一歩を踏むこと
つい周りのできる人と自分を比較して、「自分なんて」と思うかもしれません。
それは比較対象の間違いで「過去の自分」と「今の自分」を比較するようにしてください。
まだまだできないことが沢山ある。ではなく、自分の入社時と今とを比べると「マシ」だと思えれば大丈夫です。
少ししかマシになってないと思うかもしれませんが、それは当たり前。それが普通です。
漫画の主人公みたいに急成長できたら素敵ですが、成長とは実感しづらいものですし、自分の過去と今を「振り返る」ことをしないとわからないのです。
「振り返る」という考え方は、自分のできない部分に目を向けることになるのでしたくない気持ちはわかります。
ですが、料理の味見と同じです。「薄い味かもしれないから、美味しくないかもしれないから味見はしない!」では美味しい料理は完成しません。
自分は介護士に向いていないかどうかは、まずは自分の味見「振り返り」をしてみて考えましょう。
そしてのその「振り返り」を続けることが介護士に向いている、楽しんでいる自分を作るコツになります。
それでも、毎日の仕事に疲れて果てて、苦手な先輩とのシフト配置にストレスを抱え、明日を迎えるのがしんどくなった場合は?
介護の仕事でなくどの仕事でもあり得ることです。しかし、疲れるのはそれだけ頑張った証です。
あなたがこれからどの程度の期間お仕事されるかにもよりますが、向いてる向いていないは全ての仕事が自分に出来てプロになったら分かる事だと思います。
仕事の楽しさも飽きて来た先に見えて来たりしますのでぜひ一緒に挑戦していきましょう。
介護士に向いていない悩みの解決策のコツや注意点
「それでもミスをして落ち込んだら?」
ミスをしたから向いていない訳ではありません。ミスはベテランでもします。
ただしベテラン職員はミスが「なぜ発生したか」「どのように対処するか」を考える力が優れている点が大きく異なります。(例外は除く)
起こしたミスを過不足なく正しく捉えること。ミスをせずに済む状態と実際に起きた状態の溝を埋めること、いわゆる「リカバリー力」が大事になってきます。
リカバリー力を身につけるにはミスをするしかないのです。
故意にしたミスでなければ、解消できるように取り組んで、「リカバリー」のできる職員を一緒に目指しましょう!
⑤本当の悩みはコレ「もう辞めたい」
介護士を辞めたい悩みが起こる原因や理由



仕事は好きだけど人間関係で悩みたくない。辞めたくなっちゃう。



辛い気持ちになりますね。本当はどうしたいのか自問自答も必要かもですよ。
介護職だからこんな人間関係で悩むのだろうか。課題が毎日発生するのだろうか。
介護現場の経験者なら誰もが思うことかもしれません。
実際はどんな仕事でも、人間関係で悩みますよね。
いじめも、どんな仕事でもあると思います。 介護職が特別悪いのでしょうか。
人間関係で悩む原因は、何でしょうか。
他者との相性。
言葉のチョイス。
立場の相違。
行き過ぎた指導。
納得感のない説得。
利用者への対応の相違。
あなたの人間関係の悩みはどれか当てはまりそうですか?
私の好きな書籍にはこのようなメッセージがあります。
「人の悩みはすべて人間関係」悩みをもたらす原因でもあるが、一方で幸せ、喜びも「人間関係」からしか生まれないからである。
そして、悩みは心の三角柱の面で表現されます。
・悪いあの人
・かわいそうな私
・これからどうするか
引用:「幸せになる勇気」
著者:岸見一郎 古賀史健
愚痴を聞いてあげる場面を想像してください。
大抵「悪いあの人」「かわいそうな私」このテーマが多くないですか?
「あの人昨日、〇〇さんの対応でこうしたらしいよ。おかしいよね。」
「この間、上司の〇〇さんと話してこんな言葉言われて腹たったわ〜」
世の中の愚痴や相談って大抵「相手」「私」の話題を占めるんです。
肝心な「これからそうする」って話なかなか進まない。
もしろ愚痴の機能性は「スッキリすること」だったりしますから聞いてもらえたら達成のような部分がありますね。
「うん。で?これからどうする?」
物事を良い方向にするのも、悪い事を除去していくのも全て「これからどうする」である。
あなたはどう解決しますか?
介護士を辞めたい悩みに対する解決策
仕事を辞めたくなるほどの悩みの種類は
「続ける理由を探す」「辞める」
どちらかになると思います。
仮に辞めようと考えた時にスパッと辞めたくない。と考えるかもしれません。
そんな時はまず「仕事を続ける理由探し」をしてはどうでしょうか。
身近にすぐできること。「人間関係で職場に残るための理由を探すこと」
・離れたくない仲間がいるか
・学び残しがないか
無いもの探しより
あるもの探しをしてみると違った視点が見つかります。
介護士を辞めたい時の解決策のコツや注意点
人間関係の悩みは、無数にあるように思えます。
あの人とうまくやれない事ばかり見つかることも多いです。 しかし、人の悩みは 実は非常にシンプルなものでその悩みの大元は「自分の思い通りにならない」ということだったりします。
つまり、自分の思い通りになること、自分でコントロールできることの「悩みはない」と言うことです。
夜眠れずに苦しんでいる人が結果「朝まで好きな事をして時間を潰す」と考えを切り替えた後に急に眠れてしまった。
この事例はまさに、コントロールする対象をズラした方法でした。
「眠ること」をコントロール不可能だと自覚し、反対に「起きておくこと」自体を自分でコントロールする方法が効果があったという結果でした。
「辞めたいことを伝える」
まずはどんな人間関係で悩んでるか、なぜ辞めたくなったのかを誰かに話せることが重要です。
辞めたら全て終わるわけではないし、辞めたいと言うことも何かが終わることでは無いです。
「辞めようと思っている」事実に向かって、そこからの方向性を探すことが必要です。
仮に退職すると想像してください。
退職理由を既存の会社から聞かれるはずです。
「〇〇の理由があり、このままでは解決解消できる見込みがなく、退職したいと思っている。」
それは既存の会社のため?
それは利用者のため?
入職する時の面接と違って「あなたの自己都合」が重要なので、ご自身の気持ちで伝えてください。
それを理解できない、伝わらない会社があれば、やり取りをする時間がムダなので手短に話を進める方法に進路修正しましょう。
会社や介護職員同士の価値観の違いがあっても悪いことではありません。
違いを知る。
価値観が違っても良いという環境で業務に当たれるかの方が大事だからです。
価値観の違いを知った上で、「これからどうするか」がもっと重要です。
あなたの介護職の道を貫いて、本当にしんどかったら退職の選択を考えませんか。
関わってくれた利用者への礼儀を考えると「あなたらしく関わる」こともとても大事です。
このブログで何度もいう内容ですが「福祉職、介護職はいつでも何度もでも挑戦しやすい環境」です。一度離れて落ち着いたらまたスタートすれば大丈夫です。
【まとめ】介護現場の人間関係の悩み解決、減少する明日へ


①人間関係の良い職場の見分け方は?【上手な見学と質問】
②介護職での人間関係の闇を知り攻略する。【四天王と裏ボス】
③介護士には変な人多い?【多い】
④自分は介護士向いていない?
⑤本当の悩みはコレ「もう辞めたい」
人間の悩みのほとんどは「人間関係」と言われるほど大変なことって多いです。その収集場でもあり、製造工場でもあるのが介護現場かも知れません。
ですが、人間関係を上手くできることや避けることで圧倒的に楽しい職業になるのも事実です。見えていることだけで働くのはしんどいですが、見えていないことに気づくことや興味関心を持つだけでどんどん仕事が楽しくなると私は思っています。
一緒に平凡な明日から脱却し「考える力が身についた明日」へ変えていきましょう。
それに気づくことができるあなたの未来は、あなたらしい選択肢から人間関係の悩みが解消、減少されるはずです。利用者さんのためになる福祉職、介護職を目指しましょう。



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