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価値観が合わない職員との関わりに悩んだとき、支援が少し楽になった考え方【障害福祉の現場より】

価値観が合わない職員との関わりに悩む障害福祉職員のイメージ
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目次

「あれ?」その人の“表と裏”に気づいた瞬間

利用者さんとの関わりは楽しいのに、
なぜか同僚との関係性のほうが、ずっと悩んでしまう。
そんなことはありませんか。

しかも、あからさまに悪い人よりも、
「良い人そうだけど、考え方が合わない人」とのやり取りのほうが、
しんどく感じることもあります。

私も最初は、その同僚のことを
「利用者さんのことが本当に好きな人だな」と思っていました。
言葉はやさしく、関わり方も熱心でした。

でも、支援を一緒に重ねるうちに、
少しずつモヤっとした違和感が残るようになります。

「利用者さんが大好き」と言うわりに、
利用者さんの特性に合った支援になっていない気がする。
たとえば、情緒が荒れると、毎回別室へ移動する対応ばかり。

その場は落ち着くけれど、状況は変わらない。
私は、落ち着かせる前に
環境や作業の分かりやすさを見直したいと感じていました。

そのズレに気づいたとき、ふと浮かんだのが、
「この人の“好き”と、“支援”は別ものなのかもしれない」
という感覚でした。

悪い人ではない。
だからこそ、余計に悩んでしまう。
そんな違和感が、少しずつ積み重なっていきました。

いろいろ試したけれど、うまくいかなかった

違和感に気づいてから、何もしなかったわけではありません。
伝え方を変えてみたり、タイミングをずらして話してみたり。
こちらなりに、いろいろ試してきました。

でも、返ってくる反応はいつも同じでした。
話は聞いてくれるけれど、やり方は変わらない
こちらの意見が支援に反映されることは、ほとんどありませんでした。

そのうち私は、
「伝え方が悪いのは、私なのかな」
「考えが浅いと思われているのかな」
と、自分を責めるようになっていきました。

気づけば、支援そのものよりも、
同僚とのやり取りに疲れている自分がいました。

相手を変えようとしていたと気づいた瞬間

振り返ると、
こんな当たり前のことに気づくまでに、時間がかかった自分がいました。

正直、できれば避けたかった経験です。
でも、あの嫌なやり取りがなければ、ここまで本気で考えることもなかった気がします。

私はずっと、
「相手が変われば、状況も変わる」
と思いながら関わっていました。

けれど実際には、
相手の考え方ややり方は、簡単には変わりません。
それは利用者さんの支援と同じで、
職員の価値観も、こちらの思い通りにはならないのだと感じました。

だからこそ行き着いたのが、
「自分を変えるしかなかった」という感覚です。
前向きというより、それしか道が残っていなかったのかもしれません。

でも、その視点に立ったとき、
初めて関係性の見え方が、少しだけ変わりました。

価値観の違いを「どう使うか」で、これからが変わる

価値観が合わない相手と関わるとき、
つい「分かってもらおう」「合わせてもらおう」としてしまいます。

でも、相手を変えようとするほど、
すれ違いは大きくなり、関係性はこじれていくことも多いと感じました。

そこで私は、
「価値観の違いをなくす」のではなく、
「違いがある前提で、どう関わるか」を考えるようになりました。

相手のやり方を否定せず、
自分はどこまで関われるのかどこで線を引くのかを意識する。
それだけで、気持ちが少し楽になります。

価値観の違いは、なくせなくてもいい。
どう使うかで、支援も働き方も変えられると、今は思っています。

まとめ:価値観の違いに気づけたことが、一歩目だった

価値観が合わない職員との関わりは、正直しんどいものです。
でも、違いに気づけたこと自体が、支援を見直すきっかけにもなります。

相手を変えようとしなくていい。
自分がどう関わるかを選べると気づいたとき、少しだけ心が楽になりました。

無理に分かり合おうとしなくても大丈夫。
あなたの支援の軸は、あなたが決めていいのだと思います。


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