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シフトを減らされても、辞めなかった|障害福祉の仕事が続いたわけ

シフトを減らされても、辞めずに働き続けた女性支援員の前向きなエピソードを描いたアイキャッチ画像。障害福祉の現場での経験を背景に、「相性」や「チーム支援」の大切さを伝える。
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目次

シフトが減った日のこと

私が福祉の仕事を始めてしばらくたった頃、ある日ふと気づきました。
訪問していた利用者さんの回数が、気持ちだけ減っていました。

理由を聞くと、「前に担当していたヘルパーさんの方が合っていたみたい」とのこと。
マジか〜という気持ちになりました。
「自分の支援が悪かったのかな」「もう信頼されてないのかな」
そう思うと、家に帰ってからも気持ちが落ち着きませんでした。

居宅介護の仕事は1対1で関わる分、評価がすぐに結果として返ってきます。
“シフトが減る=自分が必要とされていない”と感じてしまう。
当時の私は、そんなふうに受け取っていました

“相性”という現実に気づくまで

しばらくは落ち込みが続きました。
「あの人はできて、自分はダメだったんだ」と、比べてばかりいたんです。

でもある日、別の職員からこんな話を聞きました。
その“前任のヘルパーさん”も、ほかの利用者さんの支援から外されていたというのです。

その瞬間、少しだけ肩の力が抜けました。
「あ〜、そういうこともあるんだ」と。

支援の良し悪しではなく、“合う・合わない”という関係性の問題もある。
そのことに気づいてから、気持ちの整理が少しずつついていきました。

支援はチームで回していくもの

それから少しずつ、仕事の見方が変わっていきました。
前までは「自分ができなきゃ意味がない」と思い込んでいたけれど、
実際の現場は、1人で全部こなせる仕事じゃないんですよね。

支援の現場では、利用者さんとの相性や、その日の体調、環境の違いなど、
いろんな要素が重なって支援が成り立っています。

ある人が苦手な場面を、別の人が自然にフォローできることもある。
「チームで回す」って、こういうことなんだと感じるようになりました。

自分が外れた支援も、別の職員がつないでくれていた。
その姿を見て、「支援は続いている」と気づいた時、
ようやく心の中のわだかまりが少しやわらいだ気がしました。

“できない”ではなく“合わなかった”だけ

あの頃の私は、シフトを減らされたことを「自分ができないからだ」と思っていました。
でも今振り返ると、それは“できなかった”のではなく、“合わなかった”だけだったんです。

福祉の仕事って、人と人との関係で成り立つもの。
どんなに一生懸命でも、どうしても“波長が合わない”ことがあります。

逆に、別の利用者さんの支援に入ると、自然と関係が築けている自分がいました。
不思議だけど、その経験があったからこそ、
「支援には“相性”がある」という言葉を、素直に受け止められるようになった気がします。

苦手な場面を避けたことを「逃げた」と思っていたけれど、
今ではそれを“続けるための工夫”だったと感じています。

チーム支援で見えた“仕事の続け方”

今の私は、「支援はチームでつくるもの」と実感しています。
誰かがつまずいても、別の誰かが支えてくれる。
その関係性があるからこそ、現場は回っていくんだと思います。

一人の支援が途切れても、チームで支援が続いていれば、それは“失敗”ではありません。
むしろ、「どうすればチームで支えられるか」を考えることこそ、支援の力だと感じます。

そして気づいたんです。
シフトが減る=終わりじゃない。整理なんだ。
役割を変えながらも、支援の輪の中にい続けることができる。

そんなふうに考えられるようになってから、
仕事を「続けること」への不安が、少しずつ小さくなりました。

まとめ|“シフトが減った”経験が教えてくれたこと

シフトを減らされたあの日は、つらくてたまりませんでした。
でも今では、あの経験が「支援を続ける力」をくれたと思っています。

福祉の現場では、合う・合わないがあるのは自然なこと。
それは「向いてない」という意味ではなく、「その人に合う場所を探す過程」なんだと思います。

大事なのは、“できる・できない”で自分を決めつけないこと。
チームの中で、自分の得意を活かせる場面は必ずあります。

もし今、「シフトを減らされた」「自信をなくしている」と感じているなら、
どうか焦らずに、自分のペースで関われる場所を探してみてください。

きっとその先に、“あなたに合う支援の形”が見えてくるはずです。

この記事は「#“向いてない”から始まる支援キャリア」シリーズに含まれています。

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