介護職員としての目標とは?
「介護職員としての目標って、どう立てればいいんだろう?」
研修や人事評価で「目標を考えてください」と言われても、すぐに答えるのは難しいものです。
- シートに書くために必要だから
- 上司や先輩に「目標を持ちなさい」と言われたから
- 自分のキャリアや支援に迷っているから
いろんな理由で「介護職の目標」を探す人がいます。
この記事では、単なる“提出用の目標”ではなく、
支援を続けるための軸になる目標をどう考えるかをお伝えします。
私自身が目標に迷った経験や、障害福祉の現場で学んだ「支援の原点」をもとにまとめました。
なぜ目標が求められるのか?
新人研修や人事評価で「目標シート」を書く機会があります。
提出物に悩んだ経験がある方は、 業務アンケートの書き方記事も参考になるかもしれません。
「目標シート」
これは提出用として形式的に求められるだけでなく、
「支援を続ける軸」を考えるきっかけでもあります。
💭私の感想
いざ「あなたの目標は?」と問われると、答えるのは意外と難しいものです。
研修生や新任さんが「利用者のことを知る!」とシンプルな目標を掲げて走り抜けているのを見ると、羨ましく感じることもあります。
反対に「もっと具体的に?」と聞かれると、余計に答えづらかったり…。
でも、そんな自問自答こそ大切なのかもしれません。
支援に一つの正解はありませんが、答えを探し続ける姿勢が「目標を考える時間」の意味になるのだと感じています。
私が目標を見失った時の経験
新人の頃の私は「利用者からありがとうを言われたい」という思いだけで走っていました。
けれども現場に入ると、思うように支援できずに叱られたり、空回りすることも多くありました。
そのうち「目標を立てても意味がないのでは?」と感じ、書類に書く目標はただの形式になっていきました。
「どうせ実現できない」「やっても報われない」と思うと、余計にやる気が削がれてしまったのです。
そんな時期に書いた体験は 「介護士 仕事できないと感じたとき」 にまとめています。
けれども今振り返れば、それは「目標を持つことが悪い」のではなく、
目標の立て方を間違えていたのだと気づきます。
障害福祉で学んだ“支援の原点”
障害福祉の現場で学んだのは、
「ありがとうを言われること」よりも「利用者の暮らしの変化」こそが大切だということでした。
👤私の体験談
ホームヘルパーをしていた頃は、とにかく「ありがとう」をたくさん言ってもらえました。
でもある時ふと思ったのです。「もし『ありがとう』がもらえなかったら、自分のモチベーションはどうなるのだろう?」と。
この視点は 「利用者=お客様?」私の現場での答え ともつながります。
それよりも大事なのは、サービスを受ける前と後で利用者の生活がどう変化したかでした。
日々の小さな変化や、長期的な関わりの中で見守れる暮らしの安定こそ、支援の原点だと実感しました。
時には「もし支援がなかったらどんな生活になるのか」と想像することも大切で、
それが私にとって目標を考える意味になっています。
あわせて 支援観の整理記事 も参考にしてください。
目標は一人で抱え込まなくていい
介護の仕事は、一人で全部を背負うものではありません。
目標も同じで、チームで共有できるものがあっていいのです。
🤝チームで取り組める目標例
- 利用者が安心して通所できるようにする
- 生活リズムを整える
- 活動の流れを分かりやすく伝える
チームで取り組む視点は、上手な支援者より、共有できるチームの大切さ に詳しく書いています。
また、個人の目標も大きなものにする必要はありません。
「伝え方を工夫する」「観察をメモする」など、小さな行動の積み重ねで十分です。
目標を持つというのは「完璧な支援者になる」ことではなく、
成長を確認する道しるべを持つことなのだと思います。
もし、工夫やチームでの取り組みが活かしづらいと感じるなら、環境を見直すサインかもしれません。
👉 介護・障害福祉の転職まとめページ
まとめ:目標は立派でなくてもいい
介護職員としての目標は、「立派なことを書かなければいけない」と思うと苦しくなります。
でも大切なのは、利用者の暮らしに寄り添い続ける視点を持ち続けることです。
- 目標が書きづらいときは、自問自答する時間そのものに意味がある
- 「ありがとう」をもらうより、暮らしの変化を見守ることが原点
- 目標は一人で背負うのではなく、チームで支えるもの
迷ったら、支援の原点に立ち返ることが一番のヒントになります。
「今の目標はこれでいいのかな」と悩んだあなたへ。
立派な言葉でなくても大丈夫。
小さな気づきや工夫の積み重ねこそが、支援を続ける力になります。 🌱
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